子どもや教材のなかから課題をつくり出し、子どもたちの考えを引き出す
授業というものは、教師が子どもや教材のなかから課題や問題をつくり出し、子どもたちの考えを引き出し、子どもたちから出た考えをつぎつぎと打ちくだいたり、発展させたりしていくことによって、集中や緊張が生まれ創造が生まれていくのである。
そういう授業をすることによって、すべての子どもたちが、心をひらき、自分をかけて考え追究し、自分をつくり出すようになるのである。
そのなかで、子どもたちは新鮮になり、清純になり強じんになっていくのである。
課題が子どものなかに入り、子どもたちから出た考えに教師が攻撃することによって緊張と集中が生まれ、子どもたちが自分の考えをつくり出し反ばくする。問題が明らかになり、課題が「ほんとうにわかる」ことによって、子どもたちがリラックスする。授業はそのどちらもあることによってリズムが生まれる。
(斎藤喜博:1911~1981年、群馬県出身、島小学校などに優れた実践を残した昭和の代表的な実践者。元小学校校長)
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