授業づくりは創造的な仕事である
子どものころ教師が受けた授業の形だとか、どこかで見た模範授業だとかが教師の頭を縛って、それが授業を個性も生気もないものにしている。授業の創造ということは、テクニックの追求ではない。教師が古い自分を切り捨て、新しい自分を生み出していく、創造的な仕事である。
教科書に出てくるから教えるという安易さが、授業を空回りさせ、人間を駄目にする授業をはびこらせている。教科書にあることを、願いもなく、にぎやかに話し合わせても、人間そのものを根本からゆさぶるものでなければ、授業にはならない。
(東井 義雄:1912~1991年、兵庫県生れ、小中学校長、ペスタロッチ賞を受賞、地域の生活を取り上げる生活綴り方教育の代表的な実践家)
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