授業のうでをあげるには他の教師の授業をみること、授業をみるコツは何か
授業のうでをあげるには、たくさんの授業をみることです。とくに授業の名人と言われる人の授業をみるとよい。自費でいくと必ず身につく。
私は研究発表会にいったら、その学校で一番よい授業をする教師の授業をみるようにした。教師の言葉かけや表情と、それに反応する子どもの言葉や表情をみた。そのために授業は、横か前からみるとよい。
授業をみるポイントは、授業のどこで子どもの目が輝いたか、どこで子どもの心が揺れていたか、また、みていた自分自身の心が揺れたのはどの場面か。授業のなかで子どもの変化に目を向けます。全く心が揺れない授業は失敗です。
そして、授業のなかで子どもの心が揺れたところを記録し、なぜ揺れたのかをあとで分析します。逆に揺れなかったところを記録し分析します。
また、子どもの心が揺れた展開や発問について、そのコツをあとで教えてもらいます。
(仲島正教 1956年生まれ、小学校教師を兵庫県で21年間勤務。指導主事を5年間勤務。年48歳で退職。2005年より教育サポーターとして、若手教師対象に、授業づくり・学級づくり・子ども理解等のセミナーを開いている。尼崎市教育委員会 教育委員、若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾主宰)
| 固定リンク
「教師の成長・研修」カテゴリの記事
- 教師が実力をつけるためにはどのようにすればよいか 山田洋一(2021.09.14)
- 中堅教師が飛躍するにはどのようなことが考えられるか 森脇建夫(2021.09.13)
- 伸びる教師になるためにどうすればよいか 松崎 力(2021.07.07)
- 教師が授業や学級づくりの腕をあげるためにはどうすればよいか 戸田正敏(2021.06.11)
- 教師は力量を高めるために、どう考え、具体的にどうすればよいか 鶴田清司(2021.05.10)
コメント