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子どもの心を知るにはどうすればよいか

 教師の指示や要求が子どもたちの実態や思いを反映しているとき、教師の指示や要求は子どもたちにとって「ウルサイ」ことではなく、「耳を傾けるべき大切なメッセージ」と感じ、子どもたちは「教師を自分たちのことをわかってくれる人」と認めるようになる。
 担任は、いかにすれば学級で子どもたちが言うことを聞いてくれるかということに汲々となりがちだが、子どもたちが担任の言うことを聞いてくれるためには、子どもたちを理解することが大切であり、受容することが必要である。
 学級崩壊はある日突然起きるように見えるが、ふだんから担任が子どもの心をつかんでいれば、その芽がまだ小さい時に摘むことができる。
 子どもの心を知るために、担任はアンテナを高くすることが必要である。そのために、例えば、休み時間に子どもと一緒に遊ぶ。遊ぶ体力がなければ観察する。掃除を一緒にする。音楽・図工・家庭科等専科の時間にも様子を見に行き、一緒に作業する。絶えず子どもと一緒にいて、良いところを中心に見つけて記録する。
 子どもの心を知るためのアンテナとして、さらに効果的な方法に、作文を書かせることがある。毎日五分くらい、朝の会とか帰りの会に時間をとる。自由に書かせると、子どもの交友関係や、家のことなどで何が楽しいのか、何がいやなのかがよくわかる。担任に話をしに来ない子どもの心の動きもよくわかる。
 このようにしていると、少しの行動の乱れも手にとるようにわかる。
 わかったら、すぐ手を打つ。「あなたは○○もできる。△△というようないいことをしてくれている。それなのに、このごろは少し変わってきている。□□した方がいいと思うけど、あなたの気持ちはどうなの?」と話し、必要な場合は厳しく指導する。
 早いうちに手を打てば、だいたいは学級崩壊まではいかない。
(飛田貞子:1966年大学卒、東京都の公立小学校教諭を経て小学校校長)

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