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子どもと感情的なつながりや信頼感を築くための出発点になることは何か

 子どもとコミュニケーションしたり、援助したりするには、子どもと感情的な交流やつながり、信頼感を築くことが出発点です。その方法は
(1)
子どもが使った言葉を返す
 子どもと会話しているときに、子どもの言うことばを、「そのまま」「まとめて」「キーワード」を返します。
 例えば、子ども「先生、今度の運動会のことなんだけど」、教師「運動会のこと。なあに」
 こうすることで子どもは「自分は聞いてもらっている」と、安心感を持つことができます。
(2)
子どもと同じ動作や姿勢をする
 子どもの動きや姿勢と同調することで、不思議なことに子どもとのあいだにつながりが形成されていきます。
 子どもが「真似されている」と意識しないようにさりげなくすることが大切です。
(3)
呼吸を合わせる
 子どもと呼吸や声の調子、スピードを合わせます。
 子どもが「ねえねえ、センセ、センセ」と速い呼吸のときは、教師もそれに合わせたトーンやスピードで「え、なになに」と返していきます。
(4)
子どもと感覚を共有する
 今その場所であきらかに子どもに「見えている」「体に感じている」「聞こえている」ものをことばにしてみます。「暑いね」とか感じることを話してみます。こうすることによって、お互いの共有感が深まります。
(5)
子どもの価値観を受けとる
 子どもが正しいとか間違っているという判断を脇において、子どもの価値観を受けとります。子どもの言ったことばをそのまま言って、子どもに「私はあなたの言っていることを理解している」ということを伝えていきます。
 子どもの価値観を受けとるということは、子どもを一人の人間として認めるということです。このことはなによりも大切なことです。
(
村田修二:1956年生まれ、高校教師。学校心理士、NLPマスタープラクティショナー
)

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