« 問題行動した内容を子どもに書かせることが大切 | トップページ | 教師が子どもとつながるには「子どもとの距離は近く、角度は様々に」 »

学級で暴力事件が発生したときどのようにすればよいか

 被害を受けた子どもの「けがへの応急処置」と、暴行を受けたことへの「心の傷の手当て」に全力を注ぎます。
 発見者からの通報を受けたとき、他の教師へ支援を要請し、その場にかけつけ暴力行為を制止します。
 被害を受けた子どもの「けがの応急処置」し、担任が保護者に連絡をとり、医療機関で診察を受け、子どもを家庭に送り届けます。
 加害の子どもや付近にいた子どもの事情聴取をして、状況を確認します。
 緊急の職員会議を開き、教育委員会へ報告をします。
 そして、再度被害を受けた子どもの家庭訪問を担任と管理職が行い職員会議の報告をします。
 被害を受けた子どもの「心身の傷」を癒やすことが喫緊の課題です。
 身体への重大な傷害は、特に慎重に対処する必要があります。被害を受けた子どもとその家族の心の痛手ははかりしれません。終始、誠意ある態度で臨むことが大切です。
 問題が訴訟にまで発展するのは、加害者の子どもとその保護者の態度が大きく影響します。被害者の家庭への謝罪等について十分な指導が必要です。
 加害の子どもへの指導は、担任を中心に、生徒指導主事、スクールカウンセラー、部活動顧問等がチームを組んで進めます。
 学校は子どもが「安心して安全に過ごせる」ように努める義務を負っています。
 問題行動が一向に収まらない場合には、警察への通告や出席停止・懲戒処分を検討することになります。
(嶋﨑政男:1951年生まれ、元東京都立中学校教諭・校長、日本教育相談学会事務局長)

|

« 問題行動した内容を子どもに書かせることが大切 | トップページ | 教師が子どもとつながるには「子どもとの距離は近く、角度は様々に」 »

問題行動の指導」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 学級で暴力事件が発生したときどのようにすればよいか:

« 問題行動した内容を子どもに書かせることが大切 | トップページ | 教師が子どもとつながるには「子どもとの距離は近く、角度は様々に」 »