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熱意と誠意があれば何ごとでもできる

 知識も大事、知恵も大事、才能も大事。しかし、何よりも大事なのは熱意と誠意である。この二つがあれば、何ごとでもなし遂げられると松下幸之助(注)はつぎのように述べています。
 私はこれまで、熱意と誠意の大切さを痛感し、自分がこの点において欠けるところがないかということをたえず自問自答してきました。そして、実際、こういうように仕事をしていきたい、従業員とともにこのような会社にしていきたい、といった経営に対する熱意と誠意だけは、誰にも負けないような強いものを持っていたのではないかと思います。
 ですから、学問もなく、体も弱く、これといったとりえのない私でも、自分よりすぐれた知識才能をもった部下の人たちに仕事をしてもらい、成果をあげることができたのでしょう。
 ですから、私はよく言うのです。”社長というものは、何よりも熱意と誠意だけは、その会社においていちばんのものを持っていなければならない。社長にそれがあれば、社員もそれに感じて、知識あるものは知識を、技能あるものは技能を、というように、それぞれに自分の持てるものを提供し、働いてくれる”
 このことは責任者の立場にある人だけに言えるものではありません。また、仕事の場だけに言えるものでもありません。人生のあらゆる場で、すべての人にとって、何か事をなし遂げようとする場合、熱意と誠意のあるなしが成否を決めるいちばんの鍵となってくると思うのです。
 極端に言えば、口がきけない人であっても、熱意と誠意に強いものがあれば、きっと筆談をするとか、身ぶり手ぶりをまじえるとか、いろいろとくふうして、事をなしていこうとするでしょう。またそうした態度が人の心をうち、共感を呼んで、必ず協力者が現れてくる。物事とはそのようにして成っていくものではないでしょうか。
(松下幸之助:18941989年 パナソニック創業者、経営の神様と呼ばれ、日本を代表する経営者)

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