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優れた授業とはどのような授業か

 優れた授業はどのような授業か。
(1)
優れた授業に共通していることは、教室の子ども全員が参加していることである
(2)
予想をはずれる発問
 予習をしてきた子どもがすぐに答えられるような発問では、予習をしていない子どもは「お客さん」になってしまう。
(3)
知的感動を体験できる楽しい観察・実験がある
 顕微鏡でくるくる動き回るゾウリムシを観察するとき、どの子どもも夢中になる。今まで経験できなかった新しい世界が広がるからである。
(4)
親に伝えたくなるような知識を得られる
 家に帰って親に「今日の理科の授業でこんなことをやったんだよ」と話したくなるような、わくわくする知識を得られる授業で、教師の話でもよい。教師の情報をキャッチするアンテナがどれだけ備わっているかに左右される。
(5)
子どもが活動する場がある
 観察・実験の他にも、子どもが主人公となって活動する場がある。それは、討論である場合もあるし、実験レポートを書く場合もある。
(6)
子ども一人ひとりを的確にとらえている
 子ども一人ひとりの実態を的確にとらえることにより、適切なアドバイスを与えたり、発展的な課題を与えることが可能になるのである。
(7)
子どもの自由度が高い
 力量のついてない教師は、あれはダメ、これもダメと制限が多い。制限の多い中では、子どもの熱中は持続できない。探究活動に深まりもできない。
(8)
教師の瞬間的な判断力がすぐれている
 授業中には、子どもの予想外の発言や実験結果が生じてくる。これらにどう対応するかは、教師の瞬間的な判断力によっている。授業の名人といわれているような教師は、これが優れているのである。
(小森栄治:1956年生まれ、埼玉県公立中学校教師を経て日本理科教育支援センター代表。「理科は感動だ」をモットーにした理科授業でソニー賞最優秀賞を受賞。また埼玉県優秀教員表彰を受ける)

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