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学級崩壊の初期は学年で連携をはかるようにする

 学級崩壊はもはや、めずらしい現象ではありません。その対応について事前に職員間の連携について取り決めをしておく必要がでてきたと思います。学級崩壊の予防にもなり対応が効果的になります。
 連携の目的は問題解決です。原因の追及や担任への批判は、かえって問題解決を遅らせるだけです。学級崩壊の対応には少なくとも2か月はかかると考えて取り組みます。甘い見通しの連携では、援助する教師が疲れてしまいます。
 学級崩壊の兆しは、ふれあいのある人間関係か学級のルールのどちらかが崩れてくることです。
 この時期に学年会などで、各学級の状況を担任同士が率直に語り合う必要があります。学級集団の状態が学級崩壊に向かっていると判断された場合は、すみやかに学年の連携を計画し実行します。
 連携の骨子は、合同授業などの学年活動です。合同で社会の資料を作ったり、合同で体育やレクリエーション(ただし、学級対抗はよくない)をするのもいいでしょう。
 大事なことは、学級崩壊している担任が学年全体の指揮をとり、学年全体の子どもたちがその指示に従っているのを学級崩壊している子どもたちに見せることです。
 また、学年の教師たちが学級崩壊している担任の指示に従っているのを学級崩壊しているクラスの子どもたちに見せることです。
 学年の教師が親密に連携し、同じ考えややり方でやっていることを見せるのです。それによって、担任の信頼感を回復させるわけです。
(河村茂雄:1959年生まれ、早稲田大学教育学部教授。15年間公立学校教諭を経験した。学級崩壊,学級経営など教育実践に生かせる研究成果を多数提供している)

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