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誰かのために何かをしてごらん、苦しんでいる君たちの生きる力になります

 いま多くの子どもたちが苦しんで、非行に走ったり、いじめたりしています。
 子どもは一人の大人に裏切られるとすぐに「大人なんて」と考え信用しません。でも、大人は一人だけではありません。
 人生にとって出会いがとても大切です。出会いは待っていてもだめで、自分から何かを始めることがすごく大事なんです。
 出会うことが不得意な子どもでも、最初は映画だってテレビだって漫画だって本だってよいと思います。そこから自分の世界を広げていくことです。
 人は出会いで変わるし、世の中はみんないい人間だと、わたしは信じてます。
 救いを求めて待っているだけしゃなくて、誰かのために何かをしてごらん。「ありがとう」という言葉とか笑顔とか、返ってくるものがきっと苦しんでいる君たちの生きる力になります。
 やさしさの連鎖が人を救っていくと思います。いまの時代はそれが途切れています。
(水谷 修:1956年横浜市生まれ 1992年に定時制高校の教師となり、横浜市を中心に夜の繁華街をパトロールする「夜回り」を始める、2004年教職を辞し、全国で講演と夜回りを続けている。生徒の更生、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっている。メールや電話による子どもたちの相談に答え不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。花園大学客員教授、テレビコメンテーター)

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