« いじめの特徴とは | トップページ | 学級崩壊に陥っていく担任のタイプ »

いじめを受けた子どもたちの切なる願いは「気持ちをわかってほしい」こと

 いじめを受けた子どもたちの合宿に招待された。その晩、子どもたちがそれぞれ、いじめられた体験をみんな涙ながらに話し、夜中の二時、三時まで続きました。
 それぞれの子どもたちが共通して言っていたことは「誰か一人でも、自分の話を真剣に聞いてくれたら、こんなつらい思いをしなくてすんだのに」ということです。
 親や先生は聞いているつもりでも、子どもは「君にもなにか問題があるのではないか」とか、「いじめられたら、やり返しなさい」とか、「そんな弱い子に育てた覚えはない」などと言われてしまうと言っていた。
 「もう少し子どもの意見を聞いてほしい」、「子どもの気持ちをわかって欲しい」というのが、どうも子どもたちの切なる願いであるように思います。
 しかし、大人が「子どもの気持ち」本当に聞けるようになるためには、まず、大人自身が自分のありのままの気持ちを、より深く聞けるようになることが必要なのです。それは、いろいろな心理学者がいっているように「自分を知り得た範囲でしか、人を理解することはできない」からです。
(三沢直子:1951年生まれ、心理カウンセラーとして子どもや家族の問題に関わっている。元明治大学教授。現在はNPO法人コミュニティ・カウンセリング・センターや中野区子ども家庭支援センターなどで、子どもや家族の問題に関わっている職員の研修・コンサルテーションや、地域のネットワーク作りに取り組む一方、親教育支援プログラムの普及に努めている)

|

« いじめの特徴とは | トップページ | 学級崩壊に陥っていく担任のタイプ »

いじめの指導」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いじめを受けた子どもたちの切なる願いは「気持ちをわかってほしい」こと:

« いじめの特徴とは | トップページ | 学級崩壊に陥っていく担任のタイプ »