ときには「この先生は怒らせると怖いぞ」という叱り方も必要
ほめるだけで子どもは育たない。ほめることと叱ることのバランスが大事です。叱る目的は、子どもの行為を適切な方向に導くことです。
ときには大声で叱り、子どもたちに「この先生、怒らせると怖いぞ」と思わせることも必要です。例えば、体育の時間に並んで待っていることになっていたのに、大多数の子どもが遊んでいたときです。
この叱り方は、教師は子どもたちと友だちではないという宣言です。子どもに指導を入れるときは友だち関係ではできません。
いざというとき教師が強い力で子どもたちを守ってくれると思うから、子どもたちは教師に敬意を持ち、素直になれるのです。
教師に敬意を持たない子どもの態度は教師に向き合おとせずに、知らんぷりをしています。「怒らせると怖い」と思わせるのは、脅すのが目的ではなく教師を「いちもく置かねばならない相手」と子どもたちに思せるための営みなです。
私の大学の学生にロールプレイで怒鳴ってもらいました。はり現職教師に比べると全く迫力がありません。職業的に訓練される技能であるようです。
教師は学級をリードしなくてはなりません。だから、きちんと怒りを表現できた方がいいのです。自信のない教師は練習しておいた方がいいです。甘いと思われたらこれから後の教師生活が大変です。
できたら同僚やサークルの仲間に見てもらった方がいいです。そして、アドバイスをいただいた方がいいでしょう。
(赤坂真二:1965年新潟市生まれ、新潟県公立小学校教師を経て、上越教育大学准教授。専門は学級経営・
教育相談)
| 固定リンク
「叱る・ほめる・しつける」カテゴリの記事
- 「ほめる・叱る」にはコツがある 伊藤友宣(2021.10.27)
- 子どものやる気を引き出す叱り方をするには、どうすればよいか 東ちひろ(2021.05.29)
- 教師は包容力を大きくし人間を練っておかないと叱るときに過ちを犯す 関根正明(2021.05.18)
- 叱っても人がついてくる、叱り方の極意とは 福田 健(2021.04.27)
- いつもは優しいが怒るとこわい先生が子どもにとって頼もしい存在である 池野正晴(2021.04.07)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント