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聞き手が疲れたら余談を  

 お客さま方の様子を見ていて、疲れてきたな、というところで余談をいれるのがいいんです。話の初めの「まくら」と同じくらい重要です。
 頭が疲れたからといって、ちょっと休憩と中断するわけには参りません。その代わりに、本題から外れた軽い余談を混ぜるんです。
 気をつけた方がいいのは、入れる量です。余談ですから、短めに切り上げなきゃいけません。加えて申しあげると、自分がよく知っている知識でも、あえて伝聞調で語ったり、問いかける形で終わったりする方がいい場合もあります。
 つまり、「こんなことがあるんだそうですね」「あれ、どうやってるんでしょうね」というくらいで終わっておく。そうすると、押しつけがましくなくなったり、「俺もそれ知ってるぞ」とお客さまが言いたくなって、そこで心が動いたりするんです。
(
一龍斎貞水:1939年生まれ 講談師。人間国宝)

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