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教師がガキ大将になって遊ぼう

 子どもの世界には、子どもなりのルールがあります。昔なら、ガキ大将が決めたルールがありました。ガキ大将に有利な自分自分勝手なルールもありましたが、みんなはそれに従ってやっていましたし、そんななかでもけっこう年下の子や弱い者には「かわいそうやないか」とか「おまけや」と味方してくれたものでした。
 いまではそんなガキ大将はいなくなりました。では、いまはその役目は誰がするのでしょう? 私はその役目を若い教師にしてほしいと思います。教師がガキ大将になって、子どもたちを引っ張ってやるのです。
 自分勝手なことをしたり、わがままをしたりするような子には「それはおかしい!」「先生はそんなことは嫌いや!」「ズルしたらあかんぞ」とみんなの前で言ってやります。また、時には「おまけ、おまけや」と許してやることもみせたらいいのです。
 自分たちが気持ちよく遊ぶにはどうすればいいかを、まず教師が示してやってほしいものです。そんなモデルがあれば、しばらくするともう教師なしでも同じようにできるようになっています。教師が運動場に出て一緒に遊ぶことは大事なことだと思います。
 子育てで大事なことの一つに「親は子どもと一緒に遊ぶ」ということがあります。「遊んでもらった」という愛情のシャワーは、子どもにとって非常に大事なことです。
 小学校の時期も同じです。この時期は教師からの「遊んでもらった」シャワーがまだ必要だと言えます。「遊んでもらった」シャワーをいっぱい受けることによって、優しい心が育ちます。遊んでもらった経験は、その子の一生の宝になります。
(
仲島正教 1956年生まれ 兵庫県公立小学校教師、指導主事、48歳で退職。2005年より教育サポーターとして、若手教師対象にセミナーを開いている。若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾主宰)

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