学級指導の基本
学級という集団に対して教師は、三種類の関わりを施します。
まずはルール・マナー・社会規範の徹底指導という厳しい頑固おやじの父性的指導力の発揮。
そしてやさしいマザーテレサの母性的指導力、最後にイキイキ元気で楽しくする子ども性が必要です。
学級開きには、教育方針や理念、クラスのルールや校則をまず示さなければなりません。
またルールや校則がなぜ必要か、態度教育とは何か、自分の教育に対する思いなどを、教師はプリントに書いて発信し、広報活動することで浸透させていかなければなりません。
(原田 隆史:1960年大阪府生まれ、大阪市立中学校(20年間)教師(生徒指導)を経て原田教育研究所社長、埼玉県教育委員。講演・研修を行ない、プロ教師を育成する私塾「教師塾」で2300人の教師を指導した。理念は「未来を切り拓く自立型人間を育成し日本の未来に貢献すること」)
| 固定リンク
「学級づくり」カテゴリの記事
- よりよい学級づくりのために集団活動に必要な力を育てる 椙田崇晴(2021.08.16)
- 朝の会や帰りの会で集中しないときどうすればよいか 重水健介(2021.07.18)
- 大変な学級を受け持つときは、目に見える形で、短期間で子どもたちを変えていかなければ認められない 中野やす子(2021.04.16)
- 学級づくりの目的は、子どもたちが群れからチームになること 赤坂真二(2021.04.08)
- 学級づくりの基本は「ルールが守られ、あたたかい触れ合いのある学級」、どうすればよいか(2021.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント