« 叱責や罰が効果をあげる条件 | トップページ | 保護者と連携するにはどのようにすればよいか »

教師と親がよい関係になるには

 まず親と面談するときは、机をはさんで直角の位置に座るようにします。そうすると話しやすくなります。面と向かって座ると緊張するからです。
 会ったときに不機嫌な親であっても、「親もたいへんなんだ」と好意を抱くように教師は心掛けるようにします。そうすると、困った親だなあと思っていても、打ち解けて話ができるようになっていきます。
 会ってまず、親の苦労をねぎらうことです。教師が親の良き理解者となり支えになりますよという気持ちを親に伝えることになり親は安心します。そのことで、子どもの問題に取り組む元気を親に与えることになります。
 そして、最初に親の話を共感的に聴くようにします。親の言葉を繰り返すことで、親はしっかりと話をうけとめてもらったと感じます。親の使っている言葉使いをそのまま使うようにします。親の好みや、大切にしている価値も尊重し、合わせるようにします。
 親が面談に来てよかったという気持ちを持って帰ってもらうようにします。親がこれまでしてきたことで、よかったことを聴きとり、ほめることで親に自信を与えるようにします。

|

« 叱責や罰が効果をあげる条件 | トップページ | 保護者と連携するにはどのようにすればよいか »

保護者との協力関係をつくる」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教師と親がよい関係になるには:

« 叱責や罰が効果をあげる条件 | トップページ | 保護者と連携するにはどのようにすればよいか »