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学校から出てきたプランを応援するのが教育委員会の仕事

 私は、教育委員会と学校との関係は、「こんな学校をつくりたい」と学校のほうから出てきたプランを応援するのが、本来の教育委員会の仕事でなければならないと思っています。
 どちらかといえば、現場の先生には教育委員会は閉鎖的で、嫌なことを現場に押しつけてくると受け取られています。
 教育委員会と学校との関係を風通し良くするのは指導主事の仕事だと思います。「先生の気持ちや悩みを聞かしてくれ」と言って、現場の実態を指導主事が把握していることが大事です。
 小・中学校に関係する市町村教育委員会は、人事や指導の大事なところを都道府県の教育委員会に首根っこを取られているうえに、市役所の中でも、市長部局との関係で教育委員会は予算権を持っていません。銭はないわ、人はないわ、人も金も力もないという立場に置かれています。
 私は、教育委員会の一番大切な仕事は、指導(行政)だと思います。指導は、極端に言えば金も力もなくてもできます。指導は人次第です。人とは指導主事です。指導主事次第でいろんなことができます。
 例えば文部省の事例を呼んでいますと、たった一人しかいない小さな村の指導主事が、地域の団体と一緒になって村おこし運動の中心になり、教育委員会が取り組んでいます。指導主事次第でおもしろいことがいっぱいできるなあと感じています。
 教育委員会は何かしてくれそうだというような期待感を地域、親、住民、保護者に与えるような、智恵を出して図れないかと思います。
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野口克海:1942年生まれ、大阪府公立中学校教師、大阪府教育委員会副理事、堺市教育長、園田学園女子大学教授、大阪教育大学監事を経て子ども教育広場代表)








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