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教師と親が子育ての原点に戻り方向性を合わせる

 小学校の高学年にもなると、口は非常に達者になる。子どもに言い返えされたとき、口ごもってしまう親も増えてくる。
 「子どもがこう言ったら、こう切り返せばいい」というマニュアルなどない。その場で本気で投げ返さないと伝わらないことも多い。間髪を置かない受け答えは大切だが、とっさに言葉が出てこないという親も多いかもしれない。
 だが、子育てや教育は信念だ。信念を持って子育てや教育していれば、その信念に反するものに対しては明確に反応できるはずだ。
 親ほど遠慮なく子どもと向き合える存在はいない。だが、今はダメなものはダメと、はっきりと子どもに言えない親も多い。そんな野放しの状態で、やはり野放しのような学校に行けば、未熟な子どもがおかしくなるのは当たり前のことだろう。
 「ここまではいい」「ここからはダメ」という線を引けない親に代わって、学校がそれをしている。そんな学校に対して苦情を言いにくる親もいる。
親「何でうちの子に、そんなことを言うんですか」
私「何でって、こういう方針でやっていますから。最初のスタートの時点を確認しましょうよ」と説明したことも何度もあった。
私は、こういう場合
「子どもが幸せになって欲しい。そのために今、私はこういう指導をしている。それは、親であるあなたも同じですよね」
と、原点を思い出すように話しかけ、教師である私と親のベクトルを合わせるようにしてきた。
(義家弘介:1971年生まれ 中学生で不良と呼ばれ高校中退し家から絶縁される。里親の元で大学を卒業し、塾講師、高校教師になり、ドラマ化され評判となる、横浜市教育委員を経て国会議員)

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