授業研究で批判をしなくなった
最近は授業を見にいく機会が減りましたが、自分が批判されるのがいやだからなのか、相手の授業を批判することはしませんね。
若い教師が授業をすると「ああ、すばらしい授業でしたね」とか、ほめますね。昔は先輩から「そんなの授業にもなってないじゃないか」なんてことを言われて、こちらも「うるせい!」とか思ったものです。
私は教科が国語ですから、どうやって作品を教材化するか、選んだ教材をどうみるか「教材ではなくまず作品として読めなければだめだ」とか言われながら、いわば「熱い議論」を交わしましたが、今はほとんど、そんな情熱は残っていないですね。
教材も自分で調べる、自分で資料にあたるということはなくて、安易にインターネットが使われていますね。検索して印刷して配布しておしまい、という感じです。
(赤田佳亮:1953年生まれ、横浜市立中学校教師 組合執行委員)
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