若いうちは何でも引き受けてやってみる
失敗がある程度許される若いうちは、何でも引き受けてやってみることも大切です。私は新任教員の頃は、言われた仕事は何でもやりました。
その結果、いつの間にか校内の便利屋的な存在になってしまい、担当者があいまいな仕事はみんな私にまわってきました。
正直おもしろくないなぁと思うこともありました。でも、そうやってたくさんの仕事にかかわったおかげで、自分にできることと、できないことの区別が分かりました。
自分が自信を持ってできることが分かってくると、反対にできないことは迷惑をかけることもあり、いさぎよく断ることができるようになりました。
そのかわり、自分にできることにできる限りの時間と手間をかけ、最高に質のよい仕事をするようにしました。
(山中伸之:1958年生まれ 栃木県公立小・中学校教師。実感道徳研究会会長、日本群読教育の会常任委員)
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