いろんな年齢や仕事の保護者とも話ができる体や話法を身につける
保護者と社交辞令を交えて話し合うことができない教師がいる。
子どもの保護者にはいろんな年齢や階層の人がいますから、いろんな年齢の人と話をして、自分の身体にたくさんの異業種や年齢を組み込み、どの年齢のどんな仕事の人とも話ができるように身体をつくっていかなければならないと思います。
教師の世界はじつに狭いと思います。できるだけいろんな人々とつき合って、教育と異なる世界を知ると、もっともっと豊かな話法を身につけることができると思います。
(家本芳郎:1930~2006年、東京都生まれ。神奈川の小・中学校で約30年、教師生活を送る。退職後、研究、評論、著述、講演活動に入る。長年、全国生活指導研究協議会、日本生活指導研究所の活動に参加。全国教育文化研究所、日本群読教育の会を主宰した)
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