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子どもが考えるよい先生とは

 「もしも、あなたが先生になったら、どんな先生になりたいですか。」という、子どもへのアンケートの結果があります。
各学年の上位3つをみてみると、
小学2年生は、「悪いことをきちっと注意し、わかりやすく教え、宿題をよく出す先生」。
小学4年生は、「おもしろくて、わかりやすく教え、悪いことはきちっと注意する先生」。
小学6年生は、「おもしろく教え、だれにでも公平で、わかりやすく教える先生」。
これを読んで、どんな感想をもちましたか?
発達的にこのデータを見ると、学年が上がるほど高くなっているのは、
「おもしろく教えること」
「一人ひとりのよさを認めること」
「子どもの言い分をよく聞いてくれる先生」
 子どもの一人ひとりのよさを認め、子どもの言い分をよく聞いて、子どもがおもしろいと思うような授業や学級経営が大切なんですね。
 子どものほうが、大人が書いた教師論よりも、はるかに的確に学年の発達に応じたタイプを射当てているようです。反省させられます。
 ときには、子どもに聞いてみることも大切ですね!
(
菊池省三:1959年生まれ 福岡県公立小学校教師 全国コミュニケーション教育研究会会長 全国教室ディベート連盟研究開発委員 NPO授業づくりネットワーク理事 実践教育研究21サークル代表 菊池道場主宰 北九州市すぐれた教育実践教員表彰 福岡県市民教育賞受賞)

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