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けんかは両成敗にするのがちょうどいい

 

 子どもたちが生活していると毎日のようにトラブルが発生します。けんかに発展することもあります。
 このけんかを解決していく中から、相手を許すという寛容の心や、対人関係を学んでいくのです。
 小さなトラブルが、けんかに発展しまったら、「けんか両成敗」でおさめるのがちょうどいい。
 まず、けんかをした両者から、事情を聞きます。
 原則として話を聞くのは一度だけ。けんかをした当人らは、自分が正しいと思っています。だから、相手の非を責め、自分の正当性だけを話をします。延々と聞いていては、話はこじれます。
 もし、よくわからない点があったら、質問します。大事なのは「どちらが先に手を出したか」といった、ポイントをおさえることです。
 そして、「けんか両成敗」で、二人をお互いに謝らせればいいのです。
 5050の両成敗もあれば、7525の両成敗もあります。7525の場合は「ただ、最初に手を出した点は、A君が悪い」ということを伝え、その点も謝らせばいいのです。
 たとえば、やんちゃな子がおとなしい子を泣かせたりする場合など、一方だけに非がある場合でも、けんか両成敗にします。
「いじめ」に発展しないようにするためです。一方だけ謝らせると、謝ったほうの子どもの胸に、しこりが残ることがあります。そうなると、大人が見ていないところで、いじめに発展することがあるのです。
 トラブルの当事者からは、話を簡素に聞くこと。そして、決して一方だけを100パーセント責めないこと。これが小さなトラブル解決のコツです。
「けんか両成敗」は昔から伝えられた言葉ですが、けだし名言です。
(
向山洋一:1943年生まれ、元東京都公立小学校教師、教育技術法則化運動代表を務めてきた。教師を退職後、TOSSインターネットランドの運営に力を注いでいる)

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