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日本の教師は教育に一生懸命に取り組み、子どもに献身的で世界一だ

 文部科学省や教育委員会、教師、マスコミの人たちは、それぞれ「自分は正しい。自分の考えを理解できない他者が悪い」と考えている人が多いということだ。
 これだけまじめに教育のことを考えている人が多いのに、現状が改善されている実感がないのは、なんと皮肉なことであろうか。
 教育の根幹は教師である。その教師が混とんとした状況の中で、疲弊し、やる気を失いつつある。教師は元気をだしてほしい。
 日本の教師の高い力量の背景に授業研究がある。日本は世界に誇れる教師文化や学校文化をもっている。神奈川県茅ケ崎市の浜之郷小学校は、授業研究をもとに学校を改革した代表的な事例である。授業研究会は一般に公開されており、毎回多数の参加者が集まっている。
 私は、日本の教師は与えられた業務に一生懸命に取り組むことや、子どもに献身的に接する姿勢をもっているということでは、世界一だと思もっている。
 日本の学校は相当に高い力量を持っているのに、それを地域社会に説明する能力や、外部機関と連携する能力が欠けているために、実態以上に悪く見られているのではないかと感じる。
 がんばっている教師は地域からも保護者からも支持されている。ちょっと気持ちを切り替えて、これまで助けを求めなかった人たちに助けを求めてはどうだろうか。すると、援助と同時に信頼が学校に寄せられるに違いない。
(
千々布敏弥:1961年生まれ、文部省、私立大学教員を経て、国立教育政策研究所総括研究官)

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