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生徒がトラブルを起こしても引かないという壁が必要である

 生徒たちの問題行動に出会ったときに「トラブル」を恐れて問題行動をあいまいにしたままトラブルが起きないことを優先してはいけない。
 思春期の爆発的なエネルギーは、本人自身がコントロールできないことがしばしばある。説得や説諭が何の効果も持たないことがあるのも、不思議ではない年代なのである。
 そのようなときに必要なのが「トラブル」が起きても引かないという不退転の「壁」である。
 この爆発的エネルギーは不退転の「壁」の中で昇華されていくが「壁」のない学校では際限なく生徒は荒れていくであろう。
 この「壁」の中では様々な乱れや、一定の悪さがあってもかまわない。思春期というのはそのようにジグザグに成長していくものだからである。そのためにも「トラブル」起きても辞さないという「壁」が必要なのである。
 このような教師集団の意志や考えを示したら、生徒たちの問題行動のあとの指導は別室に連れて行くとか、そのための教師集団の役割分担をしておくとか、このような技術的なことはケースバイケースである。
(吉田 順:1950年生まれ 元横浜市立小・中学校教師。生徒指導コンサルタント)

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