生活習慣を教えるには「担任がやってみせる、生徒と一緒にやる、生徒にさせてほめる」この順序が原則
生活習慣を教えるにも、係活動や行事の取り組み方を教えるのに「教師がやってみせる、生徒と一緒にやる、生徒にさせてほめる」の順序が原則です。
荒れているクラスは必ず教室は汚い。きれいな教室にしておくと荒れにくいと言えるかもしれません。教室をきれいにしておくには担任も実行するが、生徒に実行させる手順と指導力がないと、中学校ではきれいな教室は絶対に実現しません。
きれいな教室のつくり方は、担任が教室で「わあーっ、汚いなあ!」と大声で言って、黙々と掃除をするのです。生徒は誰も手伝いません。これを2週間以上続けると、掃除のすきな担任、きれい好きなどと認定されます。
そろそろ手伝いの生徒を募ります。すでに担任は認定されているので、気の利いた生徒なら一緒にやってくれます。数週間続けます。床に捨てられるゴミは激減します。
今度はゴミがあったら拾わせるのです。この頃になると「オレの落としたゴミじゃないよ」と言いつつも拾います。
毎日、帰りの会では一言「きれいだね。気持ちがいいね」「○○くん、ゴミ拾っていたね。偉い!」とほめるのです。
この順序を踏まえて指導し、さらに担任自身の個性を生かして工夫してみましょう。手間をかけなければ、生徒は育ちません。
(吉田 順:1950年北海道別海町生まれ、元中学校教師(37年間横浜市公立小中学校)。生徒指導部長16年、生徒指導ネットワークを主宰。生徒指導コンサルタント)
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