小学校低学年の学級崩壊の特徴
学級に特定の何人かの問題児がいて、傍若無人の行動に振り回されて、学級の秩序が乱れていくパターンが多い。
低学年にとって一番大切な学習のしつけの習慣が不十分なため、全体がざわざわしている状態になっている。担任がそのための方法論をあまりもっていない。
子どもたちへの作業や活動は数多く行われているが、それに対する個別評定がなされていない。ほとんどやりっぱなしか、機械的なマルつけに終わっている。
担任は、学級の状態や子どもたちへの不満やグチを多く連発するが、どのように対策を取っているかが明確でない。
(野中信行:1947年生まれ、元横浜市立公立小学校教師、学級組織論を研究、実践を私家版で発行した。全国各地で教師向けの講座やセミナーを行っている)
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