親が学校に期待することは何か
親が学校に期待することは、学習指導よりも生活指導にあるということです。
子どもが安心して生活できる場であること。当たり前のことだが、学校現場はここからスタートしなければならない。
小学生の親が、学校の取り組みや指導で、とくに大切だと思うものは次の通りです。(2003年)
(1)いじめ問題や友だち同士のトラブルへの対応・・・・・・50.9%
(2)子どもが人間的に成長するのを助けること・・・・・・・・49.2%
(3)教科の基礎的な学力をつけること・・・・・・・・・・・・・・・・38.4%
(4)学習進度や興味・関心にあった教え方をすること・・36.9%
(5)親が気軽に質問・相談ができること・・・・・・・・・・・・・・23.1%
(6)教育方針や教育活動の様子を親に伝えること・・・・・・20.7%
(7)授業中に騒いだり、立ち歩いたりしない指導・・・・・・11.1%
(小泉和義:ベネッセ教育総合研究所・情報編集室長。全国の小・中・高校の現場を取材し、子どもたちの実態や学校での指導課題を踏まえ、教育に必要なことは何かを発信している)
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