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米国では2,3年でやめる新任教師が多い

 若い教師は毎年どこでも、悲しい経験をする。優秀な若い教師がいても、試練に耐えられず、2,3年もするとやる気をなくし、教職をやめてしまう。
 その結果、つねに経験の浅い教師が教えるというサイクルから抜けだすことができない。教職というのは経験がものを言う職業なのに、若い新米教師ばかりが目につくのだ。
 可能性のある若い教師を教職にとどまらせることができなければ、子どもたちは貧困と無知のサイクルから抜けだすチャンスを失い、学校もうまく機能しないだろう。
 親は子どもたちの教師を支える必要がある。どんなに優秀でも、若い教師は孤独感を感じているからだ。親からの支えや評価があれば、長く教職にとどまり、有能な教師になれるだろう。そうでなければ3年もたたないうちにやめてしまう教師が圧倒的に多い。
 今の教育を嘆き、責めるのはたやすい。親は子どもたちを正しく育てていない。テレビは子どもを破壊してしまった。教師のレベルはひどい。社会は教育に適切な資金を出そうとしない・・・・。
 こうした非難には、ある程度の真実が含まれる。しかし、教育が危機に瀕している最大の理由は、往々にして、よい人間が教職にとどまらないことにある。
(レイフ・エスキス:UCLA大学院卒、米国の教育を根本から変える力を秘めた小学校教師として注目されている。ロサンゼルスの貧しい移民家庭の子どもたちが多く通う小学校のクラスを22年間受け持ち、学力を飛躍的に伸ばし、品格のある子どもを育て、教師として初めて、アメリカ国民芸術勲章を受章)


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