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教師はあまり勉強しないと言われるが、本当なのか

 教師はあまり勉強しないと言われるが本当か?
 教師はあまり勉強しないとか、本を読まないとか、世間でよく言われる。その理由はいろいろあると思うが、
 一つ目は、勉強しなくても子どもに教えることができるということがある。
 教科書に載っている内容はすでに頭に入っている。なぜ、今さら勉強しなければならないのかと、思う教師もいるかもしれない。
 しかし、教師としての勉強は教科書に載っている内容にとどまらない。人間を育てるのだから、教育は人間として、教師として、勉強しても、勉強しても、なお勉強が必要だと私は思う。
 二つ目は、学校というところの体質である。「ぬるま湯」という表現をよく使うが、この体質が大きな原因である。
 学校は外部から何かを強制されるという力が入ってきにくいし、内部から何かを変えていこうとする力が湧き上がりにくい。
 三つ目は、成果が表れにくいからである。一生懸命にやったからといって、すぐ結果が表れるものではない。
 現実には、多くの教師は世間で考えているより勉強している。勉強しているからこそ、こうして教育の曲がり角に来ていてもやっていられる。
 今日の授業より明日の授業をもっと良くしたいとか、あの子どもにもっとわからせたいという気持ちが、教師を勉強にかりたてる。
 勉強をして実践をつむことによって、教師は知恵者となる。
 学級崩壊させないために、教師に必要なのは、大いに勉強して子どもの知恵よりもっと広く大きな知恵をもって、しなやかに、たくましく教育実践をすることである。
(飛田貞子:東京都の公立小学校教諭を経て小学校校長)

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