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学びの雰囲気をつくる教室の掲示をどのように工夫するか

 少しめずらしいからなのか、授業参観などで来校された方々のなかに、教室の掲示物を写真に撮っていかれる方がいます。あなたの教室にはどんなものが掲示されたり、どんなものが展示されていますか?
 学習環境をつくることも、とてもだいじなことです。詩を書けば、子どもたちの詩を掲示する。習字で作品が仕上がれば、台紙につけて壁に貼る。図工の作品が完成すれば、展示する。こんなことは、どこの教室でも普通に行われていることです。もちろん私もしています。作品を鑑賞し、おたがいにいいところを見つけてあげたりして、学び合うことは、それ自体意味のあることです。
 私は授業で使った資料を、できるだけ掲示しておきます。学習のプロセスや積み重ねがわかるからです。資料や写真に、タイトルと日時、ちょっとしたコメントや教科名などを書き添えておくだけです。わずかの努力で、教室の雰囲気がずいぶんちがってきます。
(今泉 博:1949年生まれ、東京都公立小学校教師を経て北海道教育大副学長(釧路校担当)、「学びをつくる会」などの活動を通して創造的な授業の研究・実践を広く行う)


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