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教え上手な教師は授業で「教え惜しみ」技術をつかう

 授業で、「少ししか教えない」「大事なことほど教えない」「正しいことばかり教えない」というのが教え惜しむ技術である。
 そんな常識破りの指導法によって、子どもたちの学ぶ意欲を引き出し、子どもたちの考えを深く豊かに耕します。
「教え惜しみ」の技術の内容をかいつまんでいえば、
(1)
答えをすぐには教えず、自分の頭で考えさせる
(2)
すぐに答えを要求せず、ゆっくりと考えさせる
(3)
あえて大事なポイントを隠してヒントだけ与える
(4)
わざとあいまいなことや間違ったことを提示して、固定観念や既成概念に揺さぶりをかける
 そのような「自ら考えさせる」技術を使うことで、子どもたちを深い思考へと誘導するのです。
 学校は、子どもを育てようとして、熱心な教師ほど、かゆいところに手を届かせるようにして、懇切ていねいに過剰に教えてしまうものです。
 しかし、何もかも教えようとすると、かえって少ししか伝わらないものです。また、教えすぎは教わる子どもたちの考える主体性を奪ってしまうことにもなります。
(有田和正:1935年生まれ、筑波大学付属小学校,愛知教育大学教授を経て,東北福祉大学教授。教材・授業開発研究所代表。教材づくりを中心とした授業づくりを研究)

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