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子どもたちの興味・関心は育て気づかせるもの

 子どもたちに興味・関心のあることを教材にして授業をすることは、教師が子どもたちに近づくことになり、子どもたちにとってうれしいことです。
 しかし、それよりも子どもたちは、自分はこんなことに興味をもてる人間だったのだと気付かせてくれるほうがうれしいのではないでしょうか。
 子どもたちの興味関心はあるものではなく、興味関心は育てるものだと考えるようになりました。
 例えば、やる気のない荒れたクラスの子どもたちに,クラスの今の状況を私は考えさせました。すると、出てきた言葉は「がけっぷち!」。この一言でクラスの雰囲気が変わりました。自分たちの「今」に言葉が与えられたことで,状況が見え,進むべき方向性を見出すことができたのです。
 漠然とした思いや状況に言葉を与え,形にしていくこと。これは,子どもたちにとっても,また教師にとっても大切な作業です。自分の実践を言語化し,何が必要かを常に問いかけながら授業を作っていくことが大切です。
 子どもたちは、自分を伸ばしてくれる先生が好きです。この先生といるとやりたいことがどんどん出てくる。そんな先生です。 そうなるためには,「難しそうだけれどできそう」なゴールを示すことが大切です。
 また,音読でも作文でも,子どもたちにやらせる前には、まず私が自分でやってみます。子どもの側に身をおくことで,課題のどこが困難かがわかり,子どもたちのつまずきに応えることができます。
(甲斐利恵子:東京都公立中学校国語科教師)

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