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すぐれた教師になるにはどうすればよいか

 すぐれた教師になるにはどうすればよいか斎藤喜博はつぎのように述べています。
(1)
豊かな感覚・解釈力・洞察・とっさの対応力を持つ
 豊かな感覚を持ち、すぐれた解釈力とか洞察とかを持ち、とっさに対象に対応したり変化させたりすることのできる力を豊かに持った人間になっていなければならない。
(2)
教材・子どもを固定的に見ない
 教材とか子どもに対する解釈は、固定化したものではなく、対象の側に立って、そのなかにある真実とか方向とかをみきわめ、それをさらに高い正しいものへと引き出していくものでなければならない。
(3)
押しつけない
 子どもが可能性をだしていけるという、意識とか信頼感とか喜びが教師にあることが前提になる。一方的に教師のもっているものを押しつけていくというものであってはならない。
(4)
緊張関係をつくり出す
 緊張関係がないと、教育も教師も子どもも一歩も前進しないし新鮮な創造的なものは生まれてこない。
 問題を投げかけることによって大きく波紋を起こし、それによってみんなが激しく衝突し、葛藤を起こしそのなかから新しい考えや疑問や問題をみんなのなかにつくり出そうとする。
 緊張関係(子どもと子どもの交流・衝突・葛藤のなかでひびき合う)を集団のなかにつくり出すことによって、子どもの可能性が引き出され、拡大・深化し再創造されていくことにより、子どもは明るくなったり、自信を持ったり、人をだいじにしたり親しんだりすることのできる人間になっていく。
(5)
教師が創造的な人間に
 教師が創造的な人間になるためには、自分の実践に身を打ちこみ、実践により自分を変え、自分の可能性を出し、自分を創造的にしていくことが基本であり本質的なことである。
(斎藤喜博:1911年-1981年、1952年に島小学校校長となり11年間島小教育を実践し、全国から一万人近い人々が参観した。子どもの可能性を引き出す学校づくりを教師集団とともに実践した。昭和を代表する教育実践者)


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