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いじめられていることを話さない子どもにどう対応すればよいか

 いじめられていることをなかなか話さない子どもの対応法を加藤陽子はつぎのように述べています。
1 安心できる関係を築く
 いじめを受けた子どもは周囲に知られることでいじめがもっとエスカレートするのではないかと恐れています。
 そこで、ふだんの様子をよく観察し、他の子どもの目にふれない場所でタイミングよく「元気がないようだけど、どうしたの」「いつもの友だちと遊んだりしないの」「困っていることがあるのなら、誰にも言わないから話てみない」と言葉をかけるようにします。
 このとき話してくれそうにないと思ったら「先生に何か伝えたいことがあったらいつでも話してね」と無理に聞き出すようなことをせず、話やすそうな大人にたのんでみましょう。
2 避難先を確保し多くの教師から情報を収集する
 養護教諭などと連携し、保健室や相談室など緊急避難先を作っておく。教科担任、養護教諭、部活動顧問などから情報を収集する。いじめ被害者と加害者と思われる子どもの成績の変化や作品などを見直す。
3 あせらない
 いじめが生じると教師は解決を急ぎがちです。加害者の子どもをいきなり呼び出したり、クラスでいじめを取り上げたりすることは性急です。
 いじめの対応はいじめ被害者と一緒に考えていくことが解決のはやみちです。被害者が自分のペースで話せるようになるまで、焦らず情報を収集しましょう。
(
加藤陽子:十文字学園女子大学准教授。専門は臨床心理学・学校カウンセリング)

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