ルールの達成を目に見える形にする
野口信行先生から学んだことで、一番心に残っていることは、「ルールの達成を目に見える形にする」ということです。
私のクラスでは、朝に「めあて」を決めます。「めあて」はつくってからが大切です。
その「めあて」を帰りの会で確認し、三分の二以上であれば、☆を黒板に書きます。そして、☆がたまったら、お楽しみ会をすることになっています。
こうした活動をすると、子どもたちは「めあて」を意識します。どのような「めあて」が達成できたかよく分かります。
このようにルールやゴールは達成したことを視覚化、つまり目に見える形にすることがとても大切です。
(長瀬拓也:1981年岐阜県生まれ、横浜市立・岐阜県公立小学校教師、岐阜県公立中学校教師。2004年に「第40回わたしの教育記録」で新採・新人賞を受賞。NPO法人授業づくりネットワーク理事、教育サークル「未来の扉」代表代行、『教師になるには』編集代表、クラス・マネジメント研究会代表)
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