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効果倍増の学びの技法

 授業の導入では、生徒が自発的に考えられるように、問題を出したり、質問したり、意見が対立しそうな課題を取り上げる。
 先生が話す時は、教え聞かせるのではなく、問いかけるようにする。生徒が自分の考えを体験にてらし、吟味しなおせる質問をする。
 生徒の発想を最大限に活用し、質問は生徒の前の発言と関連づけるようにする。生徒の疑問を先生が整理して、生徒が自分で答えを見つけられるように手助けをする。
 指示はあまり与えず、生徒が自由に発言できるようにする。
 先生は、生徒がお互いの発言に敬意を持ち、違う意見にも耳を傾ける姿勢で、話し合いが進められるようにする。
 異なる価値や方法を考えることの意味を、生徒が自発的に追求できるようにする。
 世の中にさまざまな考えや方法があるのは、さまざまな個人的事情、社会的要因、力関係などが背景となっていることに、生徒の目を向けるようにする。
 目標を設けて指導するよりも、疑問を追求する流れの中で、生徒が自然に身につけたものを利用できるように工夫する。
 評価してわかったことをもとに「問いかけ」の手法を改善する。
 生徒に、教師自身も自分の世界を広めたり、深めようとしていることをモデルとして示し、授業が終了した後も学ぶことはいくらでもあることを理解してもらうようにする。
(
吉田新一郎:茨城県生まれ、長年、自治体や企業を対象にしたコンサルティング活動に携わる。89年国際理解教育センター設立。学びと出会いの環境と仕組みをデザインする「ラーンズケイプ」代表。2005年以降は、プロジェクト・ワークショップを通して、リーディング・ワークショップやライティング・ワークショップの普及に努めている。2014年には、それらの算数・数学や社会科への応用プロジェクトをスタートさせる)

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