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学級満足度診断法「Q-U」で学級の荒れを予防し学級づくりに活用する

 学級の荒れの発見、対処に効果をあげている「Q-U」という学級満足度診断法を河村教授が考案した。ここ数年で需要が急増し、全国の多くの小中高等学校で活用されています。
 「本音や悩みを話せる友人がいるか」「クラスの中で浮いていると感じることがあるか」といった質問で、子ども一人ひとりの内面を探る。
 教師の観察だけではどうしても気づけない部分があります。また,大人からすると意外な感情を子どもが抱いている場合もあります。そのような教師の観察と子どもの実態のズレを補うのが「Q-U」です。
 15分程度の短時間で実施することができます。
 「Q-U」は不登校になる可能性の高い子どもの早期発見。いじめの発生・深刻化の予防や、いじめ被害にあっている子どもの発見。学級崩壊の予防や、よりよい学級集団づくりに活用することができます。
「Q-U」診断した後で、学級指導したことの指導効果を確かめるために、再度「Q-U」診断を実施すると、学級指導の効果を評価・検討することができます
 どれくらいクラスメートに受け入れられ、尊重されていると感じるかを示す「承認得点」と、いじめなど、周囲から侵害を受けている感覚を示す「被侵害得点」を割り出す。双方の得点バランスによって「学校生活に満足している」「いじめを受けている可能性がある」といったことがあきらかになる。
 グラフに打ち込めば、個々の子どもの心理状況に加え、学級内の傾向も一目瞭然になる。さらに、友人との関係や学習意欲の分析も可能だ。
 河村教授は「子どもの集団が変わってきているのだから、かつての指導法ではだめ。古いやり方を変えられない先生がつぎつぎ中途退職しています」と、教師側の意識改革を求めた。
 教育には、教師が指導する面と、教師が支援に回る部分があり、どちらも重要であるはずだが「実際には指導が弱まっている」と学級運営でめだつ問題点を指摘した。
(河村茂雄:1959年生まれ、早稲田大学教育学部教授。15年間公立学校教諭を経験した。学級崩壊,学級経営など教育実践に生かせる研究成果を多数提供している)

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