« 教育への思いや考え方 | トップページ | 北海道帯広市のいじめ防止啓発資料「あつとほおむ」とは »

いじめが発生しやすい学校、いじめがおこりにくい学校

 いじめが発生しやすい学級や学校をよく観察して見ると、次のようなさまざまな共通点を見いだすことができます。
1 教師が一方的に一斉指導を行い、子どもからの発表や質問はほとんど聞かないで、授業を教科書だけで行っている。
2 教室やトイレなど学校の環境が悪い。ガラスが割れている、子どもの靴が散らかっている、子どもロッカーが雑然としている、清掃用具入れロッカーがこわれている等です。
3 教師が職員室に入りぱなしで、ほとんど校内巡視を行わないし、休み時間に教師が子どもと遊んだり、語り合ったりという教師と子どもとの心温まるふれあいがほとんどありません。
4 職員室では教師に派閥ができていて非難している。
5 教師が子どもをえこひきしている。
6 服装がだらしなくスーツを着ているような教師はいない。
7 保護者から学校に相談の電話が入っても、多忙だと言いって避けようとする。
 いじめがおこらない学校をつくるためには、
1 学級や授業で子ども一人ひとりを大切にし、子どもの主張・発表・意見・悩みに学級の子どもは耳を傾けている。認めあい、励ましあい、高めあう意識を育てている。
2 教師が子ども一人ひとりにあった教材を準備し、個別・習熟度指導を実施している。
3 道徳の時間が確実に実施され、自然、動植物、生命・友だち、いじめ等をテーマにした公開授業を実施している。
4 教師が明るく活力に満ち、礼儀正しく、子ども一人ひとりを公平に扱い、子どもの可能性を最大限に伸ばそうと努力しています。
5 いつも教師が校内を巡視し、帰宅前や早朝に教室や特別教室の整理整頓を心がけています。
6 教師は子どもの小さな心のサインを見逃さず、保護者の相談ごとにも耳を傾けます。緊急のときは、いつでも家庭訪問をします。
7 学校から子どもの明るい笑い声や歌声が響き、子どもたちの手で花壇には花が植えられ、部活動が活発に行われている。
 このような学校では、いじめが発生しないのではないでしょうか。
(
中山憲治:元全国公立学校教頭会会長、元田中教育研究所員、教育新聞社編集委員)

|

« 教育への思いや考え方 | トップページ | 北海道帯広市のいじめ防止啓発資料「あつとほおむ」とは »

いじめの指導」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いじめが発生しやすい学校、いじめがおこりにくい学校:

« 教育への思いや考え方 | トップページ | 北海道帯広市のいじめ防止啓発資料「あつとほおむ」とは »