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最近の先生は聞いていて、ビジュアル的なイメージを連想させるトーク力がない

 先生だけじゃなくて人の前に立つ商売人にとって語彙力は生命線である。
 語彙力とは何か。たくさんべらべらしゃべることではないし、評論家のように立て板に水のようにしゃべることでもない。聞き手が聞いて、ビジュアル的なイメージを連想させるトークである。
 一口に言って難しいが、訓練することで出来る。語彙力の貧困な人に共通しているのは、修飾語がすくないことだ。擬態語、擬声語、比ゆ的な語を多く使う訓練が必要である。
 表現力を豊かにするにはまねることだ。盗めといいたい。同僚の古典の荻野先生は露天商のお兄さんの口上を学んだと言っています。口上のお兄さんから学んだのは、表現力と間である。いかにお客さんを逃がさないかということである。またトークの順序である。結論を先に言うか、後で言うかにプロはこだわるのである。
 残念ながら、語彙、表現力を豊かにする努力が欠けている人が多すぎる。私はテレビから、映画から、講演から、小説から学びファイルしている、盗め。
 私はよく、新聞を読んで感動した記事、小説を読んで講演に役に立つ言葉、テレビを見て若い人の関心事から学びファイルしている。語彙、表現力のない人や先生は人の前に立つ仕事に就くなといいたい。
(
瀧山敏郎:小学校、中学校、高等学校(教頭)、大学講師、代々木ゼミナール、東進など有名予備校講師(英語)、全国英語研究団体連合会理事を経て、教師アカデミー主宰。予備校講師時代には爆発的な人気があり大教室で立ち見を出すこともあった)

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