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教育実践記録はまさに教育実践を創造するための方法である

 教育実践は、それぞれの時代と社会状況に真正面から立ち向かい、それゆえに時代を画し、今日の私たちに示唆多きすぐれた成果を残すに至ったものである。
 また、それぞれの「教育実践」は互いに影響するとともに、先達の「教育実践」の蓄積の上に自らの「教育実践」を構築していることも理解できよう。
教師の教育実践記録のもつ意義は、
「教師の生活記録であり、教育実践を中核にして、そこにぶつかる問題や矛盾やそれへの克服の営みを形象化したもので、これら教育実践記録の中から典型的事例を仲間とともに、研究者も交えて確認していくことが重要である」
と勝田守一は述べている。
 教育実践記録は過去の記録であるばかりでなく、まさに教育実践を創造するための方法論でもあることを示している。
 教育実践記録から典型的事例を学ぶとともに、それに依拠し、それを支えとして自らの実践記録をつづることで、教師自らが教育と研究の主体となることが期待されている。
田中耕治:1952年生まれ、京都大学教授、専門分野は教育方法学・教育評価論

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