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学校は訴訟の脅威にさらされている

 訴訟社会で学校も訴訟の脅威にさらされている。
 訴訟社会のなかで、ある種の親たちは、まとまったお金を手に入れるチャンスがあるのは、宝くじに当たるか、学校を訴えるかのふたつだけだ、といった受けとめさえする存在なのだ。
 たとえばケイリーという子どもは、よく事故を起こす。ある日の午後、ビー玉を飲み込んでしまったことがある。そのさい彼女の母親は、正規のルートをとおしての解決策さえ決まらぬうちに、すぐさま学校を訴えると電話で脅してきたのだった。
 英国の校長たちは、子どもが運動場で転んだり、廊下でつまずいたりするだけで訴訟を起こされかねない脅威にさらされている。
 教師たちもまた、自分の勤めている学校を訴えかねない。
 多くの学校が、クレームから身を守ろうとして、教育活動を削減したりもしている。遠足で子どもたちを校外に連れ出すのをやめたりする学校も出てきている。
 イングランドでは、子どもに30分の居残りを命じた校長が、人権法違反で弁護士に告訴された。
(アストリ・ハウクランド・アンドレセン:1952年生まれ ノルウェーの小学校副校長)


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