学年始めはルールやマナーで学級づくりをする
学年始めは、子どもたちの間に人間関係がほとんどなく、子どもたちは不安のため、二、三人で固まって行動します。
このとき、どのように動いていいのかがわからず、周りの様子を伺っているからです。
教師にたいしても、わざといたずらをしたり、ためし行動がみられます。その教師の値踏みをしようとしているのです。
こういうときに、集団生活を送るうえでのルールや対人交流をするうえでのマナーを、子どもたちに毅然と教えることが求められます。
子どもたちはどう動いていいのか戸惑っている状態なので、無理のないルールは、子どもたちにとっても好都合で、心理的に楽なのです。
そのルールに従って交流する体験を繰り返すことで、学級生活にそのルールが少しずつ定着してきます。
ルールが定着するとともに、子ども同士の感情交流も、活性化します。慣れた行動や活動のなかで、子どもたちは自分の気持ちを表現する余裕がでてくるからです。
こういう生活のなかで、子どもたちの人間関係が徐々に良好になってくるのです。
(河村茂雄:1959年生まれ、早稲田大学教育学部教授。15年間公立学校教諭を経験した。学級崩壊,学級経営など教育実践に生かせる研究成果を多数提供している)
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