しつけは生活習慣や社会活動の根底となり、人間の一生を左右する
しつけとは幼いうちから、挨拶や生活習慣などの礼儀作法をしっかり身につけさせることです。生活習慣や社会活動の根底となり、人間の一生を左右するといっても過言ではないでしょう。
「どうせ言っても、言っても聞かないのだから、もう言わないことにした」と、しつけをあきらめてしまうと、こらえ性のない人間が育ち、トラブルを起こし、悲惨な事件になるという時代になっています。「いじめ」も明らかにこれにつながった問題ですね。
社会生活をお互いにうまくやっていくために、しつけは必要と思います。しつけは知識として覚えさせるのではだめです。外から強圧的に押しつけるものでは、心と身体はよそを向くといったものになりがちです。し続けていると身につき、無意識にし続けようという意欲が湧いてくるものです。
気持ちのなごむ生き方の知恵をし続けることによって、無意識のうちに実践する「プラスのしつけ」ができればと思っています。
(伊藤友宣:1934年兵庫県生まれ、家庭養護促進協会事務局長を経てカウンセラー)
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