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親が子どもの壁になり、子どもの前に立ちはだかることはとても大切です

 親が子どもの壁になることは、とても大切なことなのです。親が子どもの壁になることは、子どもの自主性に反することでは決してありません。
 たとえば、反抗期に父親が子どもの前に立ちはだかると、当然子どもは反発します。しかしながら、子ども側からすれば、反発をしながらも、実はホッとしているところがあるんです。それは、不登校をおこす子どもの多くに、その壁が不在であったことからもわかることです。
 不登校をしている子どもの親というのは、真摯に子どもを受けとめていなかった可能性があるということです。
 子どもを真摯に受けとめるというのは、欲しいものを買ってやったり、行きたいところへ連れていってやったり、勉強を教えたりすることだけではありません。
 その反対に、「これは、本人のためにどうしても許せない」といったところで、父親が壁になることも、とても大切なことなのです。
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高橋史朗:1950年生まれ、臨時教育審議会専門委員、埼玉県教育委員長などを歴任し明星大学教授。親学推進協会理事長、師範塾理事長、感性教育研究会会長)

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