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授業でのわかる喜びは教師のほめ方しだいで倍増する

 生徒にとってわかる喜びがあると、勉強に向かう心が動きます。そのわかる喜びは、ほめ方しだいで倍増します。
 高校の英語授業で、たとえば、「じゃあ、この例文を訳せる人」と言って、生徒をパーッとあてて、訳してもらいます。
 正解して、「すごい! この問題は相当難しいんだよ!」と言われるとどうでしょうか。ただ「はい、正解です」と言われるよりもうれしくなるでしょう。オーバーアクションかもしれませんが、私はそれを必ずやります。
 「この方程式解けるかなあ? わかる人」「はいっ」とパパパッと手が挙がります。それで解けると、「すごいじゃないか。これはねぇ、センター試験の問題で出たやつだよ。もう大丈夫じゃないか」というようにです。
 私は受験勉強のための補習もやっていましたが、そこで英語の問題を出したときもそうです。具体的な大学の入試問題のなかでも簡単なものを何問か混ぜておいてあげます。
 それで解けたら「ああ、すごい! これ早稲田で出たやつ。早稲田合格!」とやります。
 これは生徒にはうれしいものです。まず生徒の気持ちが乗ってきます。「やった! そんなふうに解いていくのか」と自信になります。
 ふだんの授業はもちろん、大学入試対策でもほめる力で違ってきます。
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長野雅弘:1956年生まれ、入学者が激減してつぶれるとまで噂された女子高校を校長として授業のみの改革で2年目に人気校にしてV字回復させた)


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