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教師が生徒とトラブったときの対応の実態とは

 教師が生徒とトラブったとき、同僚が現場にすぐ駆けつけてきて教師の味方になる。これができるかできないかでは大きく違います。協力的な教師がいると、共通理解も得やすく、解決の方向も見つけやすい。
 逆に、同僚教師に対する見かたが批判的で、トラブルが起きた現場で「この教師はいったい何で生徒を怒らせたのか」と、いわば評論家のような顔で見ているだけの教師が多数いる学校がある。自分達、教師の問題でもある。立場が変われば自分も当事者になる、という認識が少なすぎるのです。
 生徒にこれだけの問題があるといっしょうけんめいに説明して、やっと納得してもらえる学校では、大きな労力が必要になります。
 とにかく、問題解決には教師の団結が一番要求されます。指揮者である校長は教師のコミュニケーションにとっては、最も重要な存在です。
 管理職である、校長、教頭の姿勢の違いは、問題の解決に大きく影響します。問題をできるだけ隠そう、事件を小さいものとしよう、世間に広がる前に個人の責任にしようとしたりすれば、教師は悲惨です。
 私が生徒に暴力を受けたとき生活指導部長の教師は校長に報告しませんでした。私が退職した学校の校長は、私の意見を聞く気持ちは最初からありませんでした。校長とは最後まで心が通じ合うことができませんでした。
(
福永宣道:1943年大阪市生まれ、大阪府公立高校教師(10年間)、生徒の暴力により退職、40歳で医学部入学し、近畿地方の診療所長として僻地診療(7年間)の後、東京で勤務医)

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