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クラスを楽しくする毎日10分間ゲーム

 新しいクラスの子どもがまだなかよくなっていない頃とか、クラスになじめない子どもがいる場合、コミュニケーションゲームを毎日実施することでクラスに楽しい雰囲気が生じ、学校に行くことが楽しくなる子どもが増えます。
 長い時間は取れないし、毎回違うゲームを考えるのもたいへんです。そんな場合、帰りの会などで毎回同じゲームを行っても楽しいものです。一緒に笑う経験を重ねることで、友だちとの距離が近づきます。
毎日行っても楽しいゲームは
(1)
ジャンケンヒーロー
 だれでも対等に勝負ができ、思わぬヒーローが誕生するので、参加者が意欲を持って楽しめる。
1
教師の合図で、みんなが一斉にジャンケンをし、負けた人が勝った人の後ろ側に周って肩に手を付きます。
2
先頭の人同士がジャンケンし、これを繰り返します。列が4列くらいになったところで、教師が合図してジャンケンをストップさせます。
3
みんなの前で、準決勝のジャンケンをさせます。この時、気持ちが集中して、盛り上がるように、みんなで「最初はグー、ジャンケンポン」とかけ声をかけさせます。
4
最後に残った1人のヒーローを、みんなの拍手で祝福してあげます。
5
「ジャンケンヒーロー」は一度に1回だけでなく、3回くらい行ってもいいでしょう。
(2)
フルーツバスケット
 キーワードをいろいろなものに変えることにより、みんなの知らなかった一面を知ることができる。
(準備:人数より1つ少ないイスを用意する)
1
鬼を一人きめて、他の子どもたちはイスに座ります。
2
鬼がキーワード(例:今週まだカレーライスを食べていない人)を言うと、それに適合する人だけが必ず立って移動します。
3
イスに座れなかった人が、鬼になります。
4
5分間行います。
鬼が言うキーワードの例
血液型がA型の人、算数が嫌いな人、4月生まれの人、妹(弟)のいる人、先週の日曜日に○○という番組を見た人、今朝和食でなくパンを食べてきた人、マンガが好きな人、自分の部屋が汚いと思う人、猫より犬が好きな人、自分はいい人だと思う人等
(3)
一緒に芸術家
 仲間が何を描こうとしているのかを読みとり、自分もそれに応えていく楽しさを知る。
(準備:画用紙・カラーペンセットをグループの数だけ、感想シート)
1
グループ(4人~6人程度)をつくり、みんなでひとつの絵を描いて仕上げます。
2
教師が問題(例:動物の絵をみんなで描いてください)を出し、それに合う絵を描きます。合図に従い一人10秒描いたら、その隣の人が続きを描きます。言葉をしゃべらないで描くので、前の人が何を描きたかったか、わからないのがおもしろいところでしょう。
3
ゲームのあと、感想を話し合い、感想を感想シートに記入しましょう。
(4)
あなたの素敵なところは
 相手の素敵なところを探すことで相手をよく観察する。自分がほめられる心地よさを知り、他人をほめることの大切さを知る。
1
2人組をつくります。
2
相手の素敵なところを探して言葉に出して相手に伝えます。
例 A:「○○さん」、B:「なに?」、A:「今日も元気そうでいいね」
3
相手もそれに言葉を返します。
例 B:「ありがとう、今日もなかよくしようね」
4
役割を交代して「ほめる→返す」の会話をします。
5
ほめられた感想を話し合い、感想シートに記入します。
(田中和代:臨床心理士、学校心理士、上級教育カウンセラー、レクリエーション・コーディネーター。静岡県の公立学校教師、スクールカウンセラー、東北公益文科大学相談室副室長を経て福井県の就労支援作業所「さくらハウス」施設長)

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