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ほめ方や叱り方には適切なタイミングと長さがある

 現代の子どもは、自分が好きでなく、自分に自信を持てない子が多いのです。ですから、自分が感じている以上にほめられると、うれしさを通りこして困惑してしまう子どもが少なくありません。
 したがって、深い人間関係ができていない子どもをほめるような場合は、最初は「さりげない言葉がけ」からがよいようです。
 「叱る」ときも同じような間違いをおこしがちです。子どもの遅刻などを注意する場合です。休み時間などに個別に呼んで、理由を聞き、反省させ、対策を確認したとしても、五分程度で終わります。教師が「このように確認するよ」と念を押せば、子どもの行動に変化が起こります。
 要は、子どもにまずかったということを意識させ、次からどのような行動をすればよいのかを考えさせ、それに基づいた行動をとろうという気持ちにさせることが第一歩です。
 同じような内容でも、30分以上も叱り続ければ、反省するどころか逆に反抗する場合もあります。
 子どもの意識や行動を、教師が期待する方向に変化させようと考えたら、ほめ方や叱り方には、適切なタイミングと長さがあるのです。
(
河村茂雄:1959年生まれ、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。15年間公立学校教諭を経験した。学級崩壊,学級経営など教育実践に生かせる研究成果を多数提供している)

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