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キレる子どもと睡眠の関係

 子どもの寝る時間が短くなっています。例えば、小学校に入る前の5歳くらいの幼児ですが、かつて午後8時には寝て、朝の6時には自然に起きていましたが、今は、夜10時を過ぎて寝る子が4割もいるんですね。
 幼児の頃から遅寝・遅起の習慣がついてしまっています。この睡眠の問題はすでに赤ちゃん時代から始まっています。赤ちゃん時代は1日中ささやかに光が入る部屋の中で、寝たり起きたりを繰り返して16時間ほど眠っていますけれども、今の建物は防音と遮光カーテンなどで、昼夜に受ける刺激の差がなくなってきています。
 乳児の頃から光刺激を得る感覚のかく乱が起きていますね。通常、一番体温が高いのは午後3時過ぎで、非常に活動力旺盛なときで、小学生であれば、放課後学校で走り回ったり遊んだり、家に帰ってからランドセルを放り投げて遊びに行ったりするときですね。
 ところが、遅寝・遅起の子どもは、その体温のリズムが後ろにずれてくるわけですから、朝は眠っている時の低い体温で起こされることになります。機嫌は悪いですし、イライラしてきます。
 そうなってくると、日中、学校に行って活動しようと思っても、朝、起きれない、学校に行けないという状況で、不登校の状況にも結びついたりすることも多いですね。
 体温リズムを整えて、イライラを防止しましょう。
(
前橋 明:早稲田大学教授 医学博士 子どもの健康教育を研究)

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